睡眠不足が免疫力低下を招く!?


みなさん、質の良い睡眠は充分とれていますか?「日中ボーっとしてしまう」「風邪をひきやすくなった気がする」「朝起きたら顔色が悪い」など当てはまる方はいませんか?実はそれ、寝不足や眠りが浅いせいかもしれません。睡眠には、心身の疲労を回復する働きがあります。また、記憶を定着させる、免疫機能を強化するといった役割もあります。ぐっすり寝て体と心の健康はもちろんピカピカお肌を目指しましょう。

インフルエンザや風邪予防には睡眠が大切

睡眠が美容に良いといわれていますが、免疫にも重要だということが近年わかってきました。睡眠時間と唾液中のIgAの関係を調べた研究では、睡眠時間が6時間以下で短いほど唾液中のIgAの分泌量が減少していることがわかりました(注1)
睡眠の質と免疫力の関係に着目してみると、睡眠の質がいい人ほど風邪を引きにくいということがわかりました。(グラフ)研究では7時間未満の睡眠時間の人は8時間以上寝る人に比べて約3倍風邪をひきやすくなるということもわかっています。免疫細胞の一つのT細胞が病原体などの情報を長時間記憶するためにも睡眠が必要だという研究報告もあります。(注2)質の良い睡眠と免疫力は大きく関わっていることがわかりますね。
注1:行動医学研究15.No1
注2:Trends Neurosci. 2015;38:585-97

21~55歳の健康な男女153人の14日間の睡眠時間や休息感などを聞き取り、眠りの質を評価した後、風邪ウイルスを鼻に投与し風邪の発症率を見ると、眠りの質が良い人ほど発症率が低くなるという研究結果が出ました。
(データ:Arch InternMed.2009;12;169,1:62-7)

寝てる間に復活!?

自律神経は内臓の働きや代謝、呼吸、体温など調節するために24時間働き続けている神経です。体の活動時や緊張したときなど、昼間に活発になる交感神経と、寝ているときやリラックスしているときなど、夜に活発になる副交感神経があります。副交感神経は体を回復させ、内臓の機能を高めたり免疫機能を正常にする作用があります。夜はリラックスをして質の良い睡眠をとりましょう。


次回は「理想の睡眠について」記事をアップします。

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