抗体医薬の効果増強用組成物-アメリカ 特許号US12,377,116

特許の詳細
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特許番号
- 特許US12,377,116
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登録日
- 2025年08月05日
免疫チェックポイント阻害剤などの「抗体医薬品」とβ-グルカンとの併用により、その効果を増強することが認められた特許です。
アウレオバシジウム(黒酵母)培養液を併用することにより抗体医薬の効果を増強し抗がん効果を高める
抗体医薬とは、体内に備わっている「抗体」という免疫システムを活用した医薬品で、
特定の抗原をピンポイントで攻撃するため、安全で副作用が少なく、
これまで治療が難しかったがんやアルツハイマー病、リウマチなどの治療への効果が期待できる。
この抗体医薬にアウレオバシジウム培養液(以下アウレオ培養液)を併用することで、
その効果が増強するか試験を行った。
その結果、抗体医薬である抗PD–L1抗体とアウレオ培養液の併用した投与郡は
、無処置郡や抗PD–L1抗体の単独投与郡に比べて、腫瘍体積を小さく抑えられたため、
アウレオ培養液は抗体医薬の効果を増強することが認められた。
「抗体医薬の開発がノーベル賞に」
抗体医薬の中でもPD-1抗体のニボルマブ(オプジーボ)の
開発を導いた医学博士本庶佑氏は2018年ノーベル医学・
生理学賞を受賞しました。
共同研究先:国立研究開発法人 国立成育医療研究センター
■試験方法
アウレオバシジウム培養液(以下アウレオ培養液)の併用で
抗体医薬の効果が増強するか試験を行った。
マウスに腫瘍細胞を移植し16日間腫瘍を成長させ、
4つのグループに分けたマウスの腹腔内にA郡は無処置、
B郡は抗PD–L1、C郡はアウレオ培養液、D郡は抗PD–L1とアウレオ培養液の併用を投与し、
8日目、12日目、16日目に腫瘍体積を記録し比較した。
■群構成
・A郡:無処置
・B郡:抗PD–L1
・C郡:アウレオ培養液
・D郡:抗PD–L1 + アウレオ培養液
■結果
D郡の抗PD–L1抗体とアウレオ培養液を併用した投与郡は、A郡の無処置に比べて腫瘍体積が小さく抑えられた。
その効果はB郡の抗PD–L1抗体の単独投与に比べても抗体医薬の効果が高い傾向であった。(図1)

※アウレオではPD–L1抗体の他、PD–1抗体(ヒト用ではニボルマブ(オプジーボ))、CTLA–4抗体で同様の実験を行い、
同様の結果を得ています。

